シニアの転職日記7~転職できた理由
みなさん、こんにちは。セッキ―です
もう初夏という感じの気候ですね。街中には新入社員と
思しきフレッシュ感一杯の若者達を見かけます。
なぜ見かけるかと云うと、私も2年ぶりに会社勤めを
始めたからです。なので、ブログも少しサボってました。
今日は、転職日記の総括として、なぜ、私が転職でき
たか?その理由についてお話ししたいと思います。
3つあると思います。
一つ目は、自分の市場価値を知り妥協すること。
二つ目は企業側が求めているスキルに敏感になること。
そして、三つ目は諦めないこと。
この三つがうまくハーモナイズした時、転職が決まる
のではないかと思います。
一つ目の市場価値ですが、私もご多分に漏れず、前の
給料以上のモノは求めずとも、せいぜい2割、3割減
ぐらいの給料の会社を探していました。これは、転職
エージェントに言わせると、これでも多い、この半分
でも成功するかどうか、だそうです。最初の1年は
これが理解できず、全く当たりがなく、海外での転職に
活路を見出そうとしました。海外だからと言って、
給料を多く出す、という妄想はどこから来たのか?
自分が海外赴任経験者だということも影響しておりま
したが、これも自分の誤った感覚に気付き、サラリー
の額を、シニアの世間相場に合わせることにしました。
二つ目の企業が求めているスキルに敏感になる!という
ことは、すなわち、自分はこれが出来る、自分には
こんなスキルがある人材だと思っていても、企業が
求める人材とは、大きなギャップがあるということに
早く気付くということです。私は、生産技術出身なので、
メーカーの生産技術職で応募をしていた訳ですが、
企業側からしてみれば、何で態々、シニアの生産技術
職を採らなければならないの?って感じです。シニア
でなくとも、それなりの知識とスキルを持っている
エンジニアはごまんといますから。ですから、私は
このこだわりを捨て、生産技術出身で人財教育もでき
ますよ!とプラスアルファのスキルを追加しました。
これが結果的には良かったと考えています。なぜなら、
転職した会社は新たに生産技術部署を作るので、若い
メンバーの指導も行って欲しいという募集要綱だった
からです。
三つ目の諦めないは、言わずもがなですが、圧迫面接
受けようが、面接3回受けて落ちようが、一週間掛け
て作成した課題レポート提出でも落ちようが、結局は
何としても転職したいという強い意志があれば、
何とかなるものです。転職先は、未経験の業界で新た
に勉強しなければならないことも多く、困難も予想さ
れますが、それ以上に新たな出会いや学びを得られる
という期待の方が大きいような気がします。
また、機会があれば、転職先での奮闘記でも綴りたい
と思います。では、転職希望のみなさんも頑張って
ください。